働き方をデザインし、フリーアドレスを導入したオフィスデザイン

東武トップツアーズ株式会社 様

東京墨田区に本社をかまえる東武トップツアーズ株式会社様。多くの人が集まり、新たな価値を創造する拠点として東京港区に新たにひとつの事務所を移した。18階・19階(2フロア)という眺望を活かした開放感あふれる新オフィスは、集中ゾーン・創造ゾーン・ミーティングゾーンなど業務に合わせてゾーニングをしている。WEBミーティングに最適な完全個室防音ブースや私語禁止サイレントブースなど業務内容により自由に場所を選んで移動することが出来る。

そもそもの移転のきっかけは全社屋が手狭になったこと。新たなオフィスではフリーアドレス制を導入することを目標に従来の固定席制からABWを取り入れた新たな働き方をデザインした。導入には弊社の担当者とご移転担当者の綿密な打ち合わせ、そして多くの資料を全てデータ化するなど社員の方々のたくさんの協力があるという。

   

【短期間でのオフィス移転を実現】

移転担当者が1番ご苦労されたのは新オフィス入居までの時間がタイトであったことだ。オフィス移転では旧オフィス退去と、新オフィス入居の時期をしっかり管理しなければ思いもよらない追加費用がかかるので注意が必要になる。新オフィス19階には、旧オフィスになかった「イノベーションオアシス」という外部の人達も集うことが出来る場所を設置。カフェスペースも設けイベントやセミナー開催を想定しており、普段は社員がミーティングや食事をするスペースにもなっており、エントランスのグリーンウォールが美しい空間に仕上がった。コンセプトをしっかりと洗い出し、明確にしたことで理想のオフィスづくりに成功した。

   

【BCP(Business Continuity Plan)対策を踏まえた多機能会議室】

有事の際に対策本部として設置することを想定しており、並ベてレイアウトした2つの大会議室は可動式の壁を移動すれば、更に、大人数を収めるスペックを持つ機能的なレイアウト。椅子の座面・背面のファブリックは企業ロゴの配色を使用。来客へのアピールと従業員の帰属意識の醸成を高める狙いもある。大会議室はBCP対策だけでなく、セミナーなどあらゆることを想定し自由度の高い内装デザインをすると良いでしょう。